夏の暑さは年々厳しいものとなっていて、人々の健康に大きな影響を及ぼしています。
近年では、熱中症が人の命を奪うケースも珍しくありません。
自分や大切な人を守るためにも、暑さへの対策はしっかり行うようにしましょう。
日頃から、水分補給をしっかり頭に入れなければいけない職業として挙げられるのが、看護師です。
看護師は患者さんの健康を守ることが仕事。
当然ながら、こまめな水分補給を促さなければなりません。
特に暑い時期には、目に見えなくても汗などで普段より水分が奪われているため、しっかり水分補給をする必要があります。
病気によっては水分補給に制限がある場合もあるので、よく確認をしてから行うことが大切です。
そして高齢者は、自分で喉の渇きが分かりにくい傾向にあるため、意識的に水分を取るのが難しい場合は、まめに様子を見て水分補給を手伝う必要があります。
患者さんへの対応はもちろん重要ですが、それに加えて自分自身の水分補給も意識することが大事です。
特に緊急性が高い病棟で活躍している看護師は、お手洗いなどに頻繁に行くことが難しいものです。
できるだけ回数を減らそうと考え、水分を取ることを控えてしまうという方もいらっしゃいます。
しかしそれは、体調を崩す原因になってしまうため、絶対にNGです。
体調を崩せば、それは当然仕事にも影響し、職場や患者さんに大きな迷惑を掛けてしまいます。
そうならないよう、日頃から適切な水分補給を心がけましょう。